犯罪被害者支援全国経験交流集会(in山口県)
先週、山口県で行われた、犯罪被害者支援全国経験交流集会に
参加してきました。
(翌日には、日本弁護士連合会の犯罪被害者支援委員会)
基調講演は、性暴力支援センター・大阪SACHICO理事の先生による
「(臨床)法医学者としての性暴力救援センターへの関わり」、
性暴力・性犯罪被害への取り組み発表でした。
他には、事例報告があったり、
ワンストップ支援センターに関するアンケート結果報告
パネルディスカッション
などがありました。
以下は、基調講演におけるメモになります。
性暴力被害者への対応の問題点の調査研究の結果、
1 一番大事な精神的follow upしかしてあげられない(医師)
2 心理的ケアをどうしたよいか勉強したい(看護師)
3 心理的ケアをする情報を知りたい(看護師)
4 保険が使えず、数万円の病院の金銭負担(医師)
などの問題
欧米での対応;SANEの制度
被害者は特別に用意された個室で待機
証拠採取キット
Swab dryerの設置
など、欧米では数十年前から上記のような制度やキットを整備
日本では、大阪でSACHICOという性暴力救援センターが
初めてワンストップセンターとして設立
支援センターの問題点
警察へ届け出ない場合、のちの裁判等に備え、
採取した試料の保存・保管をどうするか。
証拠能力の担保が問題。
陽性例の定量をどこで行うか?
→大学?科捜研?民間業者?
ワンストップ支援センターとしてどのような形態が適切か?
病院拠点型の意義(現状は、センター拠点型の方が多い)
23時間診療と継続的診療ができる
中絶手術ができる
入院治療ができる
被害者と支援員の安全を確保できる
他科への紹介ができる
現在の課題
早急な証拠物採取・診察ガイドライン・マニュアル作成
証拠能力を担保した証拠物の移動
研修による知見の共有・周知
人材育成:医学部での講義
薬毒物分析体制構築
山口県と言えば、秋芳洞!
委員会の後、レンタカーを借りて、秋芳洞に行ってきました。
さすが日本最大級の鍾乳洞!見ごたえありました。
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