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車の横断歩道停止,三重県が全国最下位

先日の新聞記事によれば、

信号のない横断歩道を歩行者が渡ろうとした際に一時停止するドライバーが

県内では3.4%にとどまったとのJAFの調査結果が公表されました。

都道府県別にみれば、三重県は、47位で最下位です。

トップの県では68.6%とのことなので、3.4%との差は歴然としていますね。

なお、全国平均は17.1%だそうですが、この数字ともかなり差がありますね。

 

信号のない横断歩道で歩行者を優先することは

法的にも義務付けられているものです。

違反した場合、交通反則切符を交付され、反則金も科せられます。

 

私も先日松阪駅事務所で打ち合わせを終え、駅に向かう途中、

横断歩道を渡っているにもかかわらず、目の前を車が横切っていきました。

私はすでに横断歩道の半分ぐらいまで進んでおり、また、

曲がってくる車両(私の前を横切った車両)の運転手と

目が合っていたにもかかわらず、その運転者は停止することもなく、

曲がってきて私の目の前を通過していったのです。

このようなことは、正直、何度も経験しています。

ですので、上記JAFの結果も、頷けるのかもしれません。

 

今年の6月から県警が、

毎月11日を「横断歩道“SOS(さわやかな横断でスマイル”の日)と定め、

対策に乗り出したそうです。

当該対策が浸透し、一時停止するドライバーが増えることを願いつつ…。

 

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