犯罪被害者支援経験交流集会 in福井
先週の金曜日は、
中部弁護士会連合会の犯罪被害者支援経験交流集会に行ってきました。
第1部が事例報告、第2部が意見交換会でした。
第1部の事例報告は、「親族間での殺人に関し、被害者参加、
損害賠償命令を申し立てた案件」に関して。
実際に事件を担当された弁護士の先生から、
どのような観点から案件を進めていかれたのかを聞ける貴重な時間でした。
たまたま被告人の弁護を担当された先生も集会に参加されていたので、
弁護側から見た様子も一部聞くことができました。
また、別の先生からの報告で、少しですが、
犯罪被害者給付制度の改正の概要についても、触れられました。
この報告で驚いたのが、親族間犯罪が、
殺人事件については減少傾向にあるとはいえ、
平成28年には総数に占める割合が約55%という数値の高さ。
半分以上が親族間犯罪とは!
第2部では、「犯罪被害者支援精通弁護士名簿について」
「県警との連携について」と2つのテーマに沿って、
事前に行ったアンケート結果等を参考にしながらの意見交換会でした。
各地でそれぞれやり方も違うし、改善したい点などもそれぞれあるんだな、
と改めて思いました。
自分たちでできることをまずやっていかないと!
大きくテーマが3つもあったためか、盛沢山の内容で、
時間がいっぱいいっぱいでした。
が、充実した経験交流集会だったと思います。
また来年もあるそうなので(開催県は異なりますが)、参加していきたいです。
土曜日も仕事だったため、福井へは日帰りで行ってきました。
福井と言えば恐竜王国!
恐竜博物館に行ってみたかったのですが時間がなく断念。
代わりに、駅前で恐竜の絵を撮影。
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