カスハラ
パワハラ、セクハラなどさまざま「ハラスメント」が叫ばれている昨今、
昨年ぐらいから、
「カスハラ」という言葉もたびたび耳にするようになりました。
これまでにも「カスハラ」類似の行為はなされていたと思いますが、
残念なことに、社会問題として取り上げなければならないほど
散見されるようになったということなのでしょうか。
「カスハラ」とは、カスタマーハラスメントの略で、
消費者による嫌がらせという意味です。
例えば、
・理不尽な要求をする
・大きな声で怒鳴る
・脅迫まがいの言動をする
・屈辱的な謝罪(土下座など)を強要する
等です。
このカスハラは、いわゆるクレームとは異なります。
クレームとは、購入した商品やサービスなどに対し、
気付いた問題点を指摘したり、苦情を言ったりすることを言います。
そのため、カスハラとクレームはイコールの関係ではありません。
ただ、度を過ぎると、カスハラと言われる可能性もありますので
注意が必要です。
カスハラとなると、そもそも違法行為になりかねません。
例えば、土下座の謝罪を強要したりしたため、
強要罪で逮捕された事例もあります
(テレビで放送されたりもしていましたが)。
カスハラとクレームの境界線はなかなか難しいところではあります。
個々具体的な事例において判断されなければなりません。
先日出かけた際に見つけました。
見ていたら癒されました
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