ノルウェー大使館へ
ノルウェー大使館で行われた「ノルウェーにおける被害者政策」の講演会のため、
東京に行ってきました。
ノルウェーでは、犯罪被害者にかかわる問題を
法務・警察省の関係機関である市民庁が扱っています。
今回の講演会は、
市民庁長官、及び、市民庁暴力犯罪被害局長による
被害者政策に関する講演でした。
被害者支援については、1970年代における民間の動きを発端に、
政府の責任となったそうです。
上記講演会で、市民庁について、
「市民権を保護する」ものであるという言葉が印象に残っています。
市民庁は、
1)資力のない加害者に代わって、国が犯罪被害補償をし、
加害者から国に返済させること
2)被害者国選弁護人
3)暴力犯罪被害への対応
等について所管しています。
日本の犯罪被害者給付制度と異なるのが、
1)の加害者から取り立てるということ。
日本でも政府の責任として考えられるようになって、
被害者庁(?)が設立されればいいなと思います。
新幹線を降りたら、伊勢神宮の遷宮に関するポスターが貼ってありました。
東京でも三重県を目にすることができて、ちょっと嬉しかった
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