刑事事件
先月から今月にかけて、少年審判を含め刑事裁判が毎週のようにありました。
私自身、こんな一時に多数の刑事事件を担当したのは、
正直初めてなぐらいです。
執行猶予付きの判決が出されると、被告人の家族が涙を流していました。
確かに、一家の柱を失うことにならず、家族にとっては良かったと思いますが、
その反面、
被告人には、被害者らのことを考え、裁判が終わった後も、
反省の日々を過ごし、もう二度と罪を犯さないようにしてもらいたいと思います。
賛否両論あるかもしれませんが、
弁護士としては、被告人の良い面を主張し、
可能性がある限り、執行猶予付きの判決を求める意見を述べます。
ただ、当然のことながら、弁護士として、被告人がもう二度と罪を犯さず、
安心して過ごせる社会を作りたいとの思いもありますので、
その思いが被告人に伝わってほしいと思っています。
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