物損の範囲(交通事故)
車両によって起こした事故であれば、
事故により生じた車両以外の損害も賠償の対象となります。
例えば、車両をガードレールにぶつけて壊してしまった場合には、
ガードレールの修理費用(修理が可能な場合)、または、
新たな設置費用(修理が不可能な場合)を加害者は負担しなければなりません。
また、車両が店舗に突っ込んでしまった場合、
建物の修理費用は当然負担する必要があります。
設備、備品、商品等についても賠償の対象となります。
さらに、修理のために営業ができなかった場合には、
休業損害も賠償の対象となります。
ただ、これらの損害の算出及び証明は、
被害者の側で行わなければなりません。
その他、賠償の範囲は問題となることが多いですので、
悩まれたら、弁護士等相談されることをお勧めします。