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2018年の交通死亡事故発生状況

先日の新聞記事において、

2018年の交通死亡事故発生状況が掲載されていました。

交通事故案件も取り扱っているためか、このような新聞記事は

どうしても目がいってしまいます。

 

全国的には、2017年より減少し、3532人。

統計のある1948年以降、最少だったそうです。

ただ、65歳以上が全体の過半数を占め、比率が過去最高に。

 

お隣の愛知県では、県内の交通死亡事故は減少したものの、

全国ワーストを取ってしまったみたいです。

 

一方、三重県内における死者数は87人で、2017年より1人増えました。

(件数自体は、2017年より1件少ない82件)

うち65歳以上の高齢者が57人(2017年より20人増加)と、

全体の65.5%を占めるという結果でした。

全国的にはもちろんですが、三重県内においては、

高齢者の死亡事故を防ぐ対策が一層課題となる結果です。

 

また三重県警の発表では、自動車乗車中の死者数は35人で、

このうち54.3%(19人)がシートベルトを着用していなかった、

とのこと。

シートベルトをしていれば、助かったかもしれない命。

シートベルトの大切さが改めて分かります。

 

私もよく運転をします。

事故を起こさないよう、安全運転を心掛けなければ。

 

松阪木綿を着た松阪牛.JPG

写真は、昨年松阪駅前で撮影。

松阪木綿を着用している松阪牛!?