人権擁護大会シンポジウム
昨日は、びわ湖大津プリンスホテルで開催されていた
日本弁護士連合会 第60回人権擁護大会シンポジウムに参加してきました。
(会場は、びわ湖の近くです。)
3つの分科会に分かれていたのですが、私が参加したのは、
『あらためて問う「犯罪被害者の権利」とは
~誰もが等しく充実した支援を受けられる社会へ~
と題する分科会です。
1;犯罪被害者支援施策のこれまでの歩みと現状における問題点
2;犯罪被害者等支援条例の重要性
3;ワンストップ支援センターの現状と課題
4;北欧諸国の犯罪被害者支援制度の概要
5;パネルディスカッション
~犯罪被害者庁の創設に向けて~
と第1~第5部に分かれて基調報告等がありました。
改めて犯罪被害者支援に関しては、最近の議論というか、
支援に向けた制度構築は最近になってようやく動き出したんだなと
痛感しました。
また、日本とは対照的に、北欧諸国の犯罪被害者支援に対する
保護の厚さを改めて認識しました。
犯罪被害者が加害者に判決等で賠償請求が認められたとしても、
回収が困難だったりします。
そうすると、残念なことに、泣き寝入りにもなってしまいます。
北欧ではそのような場合に備えていたりもしていて。
他にも様々な報告がなされていました。
1つの庁を創設するということは、並大抵のことではないと思いますし、
国の予算も当然関わってきます。
ただ、犯罪被害者支援のためにも、国が統一的に管理し、
本当の意味での被害者支援制度の構築を行うためにも、
被害者庁の創設というのは必要なのではないかと思いました。
会場までは車で行ってきました。
途中のサービスエリアで信楽焼を発見!
忍者姿が可愛らしい
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