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テレビの特集(ダルク)

先日、仕事を終えて自宅に帰ってテレビを見ていたら、

ダルクの特集をしていました。

ある芸人さんが、一泊二日でダルクのプログラムに参加したり、

寮に泊まったりする内容でした。

 

国選刑事で覚せい剤取締法違反の弁護をすることもありますので、

実際のダルクの内情(様子)をテレビを通してですが、

見れることに興味引かれました。

プログラムの一つには、条件反射制御法というのがあるらしいです。

覚せい剤に依存していた人であれば、注射をする振りをするのです。

しかし、注射をしても、当然のことですが、何の快感も得られません。

そのため、注射をしても無駄であることを脳に焼き付けるそうです。

また、アルコール依存症の方であれば、

ノンアルコールビールを毎日のように飲むそうです。

ビールを飲んでも酔わないということを体に教え込むそうです。

このときインタビューに答えていた方が、

「覚せい剤依存は完治することはないんです。」とお話されていました。

完治することがないから、毎日プログラムを行って、

二度と覚せい剤に手を出さないように頑張っているのだそうです。

確かに、薬物事犯は、他の犯罪に比べ、再犯率が高いと言われています。

ただ、中には、このように、自らプログラムを実践するなどして

二度と薬物に手を出さないように頑張っている人がいるんだ、と感じました。

ダルクのような支援をしてくれる施設が増えていけばいいのですね。

 

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