裁判の傍聴
先日、裁判所の廊下で期日が始まるのを待っていたとき、
「裁判を傍聴するのに許可が要りますか?」と聞かれました。
刑事裁判では、公判や判決の手続きが公開されていますし、
民事裁判でも口頭弁論や判決は公開されています。
このように、法廷で行われる手続きは、
原則として誰でも傍聴することができますし、
許可を要するわけではありません。
ただ、マスコミ等で取り上げられるような案件(特に刑事事件)のように、
傍聴希望者が多い場合には、傍聴券は抽選となることがあります。
最近の津地裁では、
三重中学3年生が死亡した事件の裁判員裁判で、
当日裁判所に行った際に抽選会場が設けられていました。
ちなみに、期日が終わって部屋を出た際にも、
同じようなことを聞かれました。
一日に2回も傍聴の可否を聞かれたのは初めてでした。
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