被害者支援に関する研修会
私が所属する犯罪被害者支援センターが主催する研修会に参加してきました。
第1部では、みえ犯罪被害者総合支援センターの方から、
犯罪被害者給付金に関して、ご講義いただきました。
実際に支給された金額も教えていただきましたが、
人が1人亡くなっているにもかかわらず、
支給される額が想像以上に低かったことに驚きました。
支給された額を見て、遺族の方がどのように思われたのか考えるだけでも、
胸が痛くなります。
第2部では、交通事故で子をなくされた遺族の方にご講演いただきました。
事故の知らせを聞いた時の心境や、子が亡くなったあとの生活を、
涙ながらにお話していただきました。
聞いていて、胸が苦しくなりました。
研修会には、同じ事務所の弁護士も参加していたのですが、
研修会からの帰り道、「つらいね。」などと話をするのが精一杯で、2人とも、
遺族となられた方々のことを思うと胸がいっぱいで話ができないほどでした。
講演で、遺族の方が話されていた
「社会のルールを守っていたら、生きていた命」
という言葉が印象的でした。
私自身も、車を運転しますし、ルールは守っていかなければ、
という思いを強くするとともに、
仕事で被害者の方々に接することもありますが、
その際、少しでも被害者の方々に寄り添えればと思いました。
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