非器質性精神障害(うつ、PTSDなど)
非器質性精神障害とは、脳に器質的な異常が確認できないが、
異常な精神状態が発生している状態を言います。
うつ病、PTSDなどが、この傷害に含まれるとされています。
この非器質性精神障害は、性質上、
交通事故との因果関係が問題となってきます。
また、因果関係が認められても、事故以外の要因も存するのではないかとして、
素因減額が問題とされることが多く見られます。
診断基準として、
東京地裁平成14年7月17日判決は、以下のように判断しています。
「外傷性神経症より重度の障害を伴う後遺障害として位置づけられた
PTSDの判断に当たっては~~
(1)自分又は他人が死ぬ又は重傷を負うような外傷的な出来事を体験したこと、
(2)外傷的な出来事が継続的に再体験されていること、
(3)外傷と関連した刺激を持続的に回避すること、
(4)持続的な覚醒亢進症状があること、
という要件を厳格に適用していく必要がある」
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おやつは、昨日東京に行った際に、購入したお土産です。