被害者参加とは
被害者参加制度とは、
一定の犯罪の被害者などが、裁判所の決定により、
公判期日に出席し、被告人に対する質問を行うなど、
刑事裁判に直接参加することができる制度です。
被告人が起訴された後であれば、
検察官を通じて、いつでも参加の申出をすることができます。
ただ、参加の申出をすれば、必ず参加できるものではなく、
裁判所が、被告人又は弁護人の意見を聴き、犯罪の性質、
被告人との関係その他の事情を考慮し、相当と判断して許可した場合には、
被害者参加人として刑事裁判に参加できます。
また、参加が許可されて被害者参加人となった場合でも、
希望される手続によっては、参加が許可されない場合があります。
写真は、三重県鈴鹿市にある椿大神社の「かなえ滝」です。
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