取り調べの可視化
今日は、会議の前に、
「取り調べの可視化と捜査弁護」についての勉強会がありました。
取り調べの可視化とは、最近、テレビ等でも紹介されていますが、
取調べの状況をＤＶＤなどで録画等しておくことです。
取調べの様子を録画しておくことは、
録画中の供述の正確性は一定程度担保されることや、
少なくとも録画中は不適切な取調べは抑制されることなど、
さまざまなメリットがあります。
しかし一方で、
一部録画の場合、供述に至る経過まで明らかになるわけではない
などといったデメリットもあります。
三重県ではまだまだ国選弁護等で刑事弁護事件を担当することがあります。
取調べの可視化についても、ケースバイケースだと思いますので、
どのように扱うべきか悩むところではあります。
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